「恋に額縁を。愛に角砂糖を」

白房が恋愛についてお話しするブログ

告白の結果はいかに

 白房です。続きです。

 

 アコさんに僕は、告白をしました。その結果は。

 

 「ごめんなさい」

 

 少年から青年になった白房は、ここでもまたアコさんに振られることになりました。

 

 その後のことは、いまいち覚えていません。気まずくなって、唇をかみながら、最寄り駅で降りなかったことだけは覚えています。今まで毎日一緒に帰っていたのが、ウソのような感覚でした。

 

 そして少し月日は流れ、僕は第一志望に合格し、春から大学生に。アコさんはどうなったかは分りません。元々頭のいい人でしたから、流石に二浪ってことはないでしょう。どこかの大学に入ったと、勝手に思っています。

 

 僕はこの時を、今でも結構思い出します。そして、「ネットや携帯電話があったら、告白を急ぐこともなかったんじゃないか」と思います。もっと時間をかけて、もっと距離を縮めることもできたんじゃないか。

 

 もちろんネットや携帯電話があろうと無かろうと、結果は変わらないかもしれません。言い訳にしているだとも思います。それでも、それを言い訳にしたいくらいには、今でも重たい思い出なのです。なにせ「運命の再会だ」と、決め付けていたのですから。

 

 それ以降、アコさんとは会っていません。玉砕後、少ししてから普及した携帯電話の番号も知りません。クラス会にも何回か行きましたが、僕が参加するときは、アコさんが不参加でした。タイミングが合いませんでした。

 

 今もし会えたら、僕は何を伝えるのでしょうか。二度も告白をしたアコさんに、何を伝えるべきか。40才になろうという、いいおじさんは何を。

 多分はにかみ浮かべながら、「相変わらず綺麗ですね」とか言いそうな気がします。なにせ、今の僕はそんなキャラですので。ちゃらいおじさんなんです。

 

 さて。実はこの話には、もう一つだけ語りたいことがあります。皆さん、「羊のうた」と言うマンガはご存知でしょうか。それにまつわるお話です。

 ですが、それはまたの機会にまわして、次回より別の恋の話に進んで行きます。

 

 次回は、高校時代のお話です。ちょうどアコさんと中学の卒業式で離れて、予備校で再会するまでの、間のお話です。以下次回。