「恋に額縁を。愛に角砂糖を」

白房が恋愛についてお話しするブログ

あっけない終わり

 白房です。続きです。

 

 梅雨の時期。フウコさんと僕の間に、何があったわけでもありません。何もありませんでした。そう。何もなかったのです。

 

 ある種の劇的な告白。電話代と門限のハードル。言葉を交わすことが減り、毎日が少しずつ退屈になっていきました。

 

 キスはおろか、手を繋ぐことも無く。なんとなく毎日が過ぎていったのです。

 

 このまま自然消滅するかに思えました。

 

 そして、自然消滅しました。

 

 それに抗うこともしませんでした。あるとき、僕はフウコさんを学校の外に呼び出します。

 

 「別れよっか」

 

 「そだね」

 

 別れはあっけないものでした。文字にすれば、10文字程度のことです。そこには様々な感情が乗っかっていましたが、それは僕らの前には、あまり意味の無いものでした。

 

 こんな感じで、僕の最初の得恋は幕を閉じます。華々しく始まって、しぼむように終わったのでした。

 この後、僕は高校生活で彼女は出来ていません。悶々と高校時代を過ごすことになります。

 

 何が悪かったか。それは色々ありそうな気もします。でもまぁ、多分全部が悪かったんじゃないかな、と思います。高校生。今から思えば、まだ幼い。それでも、初めて彼女が出来たという事実は、僕の中では大きな出来事でした。

 

 この話はこれで終わりです。次回は少し、僕の恋愛観について書いてみたいと思います。以下次回。